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Cause


生きてくことがつらいと思っても
死ぬことさえも 恐くて出来なくて
そんな自分の臆病さ加減に
厭気がさして 空(から)の空を見てた

他人(ひと)と接し他人(ひと)に触れられるのが厭で
カーテンの影に引きこもっていた
僕の腕をぐっと引き寄せたのは
太陽みたいな君だった

君が僕の
きっかけになれば いいと思った
僕が君の
きっかけであれば いいと思った

幸せという 曖昧なモノほど
要らないなんて 嘘吹いて見せてた
この冷めた手が 求めていたモノは
本当はその温もりだったんだ

自分よりも劣るヒトなんて もうきっと
どこにも居ないと 決めつけてたけど
実は誰もそんなに変わらないと
言ってくれたのは 君だった

僕は君を
抱きしめるような 資格はないのに
君は僕を
包み込んでくれる 恐いくらいに

人間(ひと)を愛するということ
今までは苦手だったよ
「咲カナイ花ハ 散ラナイ花」
だけどもう 光を知った
君を知ったから

君が僕の
きっかけになれば いいと思った
僕が君の
きっかけであれば いいと思った

そしていつか
君を君にする存在(ひと)になりたい
そしてずっと
僕を僕にする存在(ひと)で居て欲しい
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