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CROW


淋しい眼をした僕は
開かない窓を睨んで
飛ぶことの出来た空を
羨み憎んで泣いてた

透明な鎖はまとわりつくけれど
僕にさえ見えない 触れない束縛

上手に飛ぶことも ちゃんと出来ぬままに
嫌われた翼を はぎ取ってしまった

恐らく生まれた時は
この羽根の色も白くて
扉の向こうで嗤う
声にも平気で居たんだ

遠い空が今は もっと遠くなって
零れ落ちる雫 熱を奪ってく

遠去かる靴音 憐れんでみるけど
心の奥底で 何故かホッとしてた

Where's a place we may fly to?
Nobody does forgive our live.
And I can't.... But I can't....

漆黒に焦がれた 翼はもう二度と
浄化出来ないから はぎ取ってしまった

透明な鎖を解き放つ手段は
僕は知っていたよ 知っていたけれど...
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