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home town


蚊取線香の子ブタから薫る
ほのかな匂いを感じると
「叉夏が来た」と 「町に帰ろう」と
あの田舎(ばしょ)を ふっと思うんだ

隣に生えてたぶなの木も
ボロい木造りの学校も
思い出す度 懐かしくなる

Go back to the home town ずっと
忘れないでいるよ
たとえ町が消えて
帰れなくなっても…

盆の時期が来て 祭りが始まる
何年も続く 決まり事
浴衣に団扇で 夜店を廻った
和太鼓の音に流されて

大きく描いたあの夢も
初めて抱(いだ)いたあの恋も
幼いけれど 大切なコト

Go back to the home town 時が
ゆっくり流れてる
今の都会(まち)じゃ きっと
得られないやさしさ

風の音を聴く草原も
ただ寝転んでた麦畑
次の週末 帰ってみよう

Go back to the home town ずっと
忘れないでいるよ
きっと戻った日は
僕は子供になる

夏の 匂いになる…
もどる

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