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MY PRECIOUS FRIEND〜受話器の向こう側に居る君〜


受話器の向こう側に居る君は
何だか孤独な声で泣いてる
必死に言葉を探した僕に
君は「ありがとう。」とつぶやいた

世界一不器用で 不甲斐ないこの僕が
君の為に出来ること 本当にあるのかな

永遠に廻り続ける時計(とき)を もし戻せるのなら
君が傷ついていなかった あの頃まで
君の涙声は 僕に何を訴えているのか
分からない僕を もどかしく感じた
dear my precious friend
dear my favorite friend

お互い強くなんかなれなくて
時々傷あとさえ舐めあった
人ごみの中で 人は誰もが
小さく弱い存在なんだね

誰よりも儚くて 脆(もろ)すぎる君のこと
僕はただ 離れて見ているしかなかった

空の色 紅く染まって 君の頬濡らしてくけど
僕はその涙拭う方法(すべ)すら知らずに
傷ついて大人になってゆくのなら 僕ら二人は
ずっと子供のままのほうが幸せ
dear my precious friend
dear my favorite friend

永遠に廻り続ける時間(とき)に 悩んでいた君は
今も少しずつ 大人へと近づいて
君の涙 いつか僕がなぐさめることが出来たら…
受話器を置いても 君の声響くよ
dear my precious friend
dear my favorite friend
…and I will be …
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