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夏の恋


花火大会が終わっても
まだ二人 河原に 座ってた
ふっと手にとって 投げた小石(いし)
水面の星空を 搖らした

「雨にならなくてよかったね」
君は小さな声で つぶやいた
こんなに穏やかに流れる
河のような夏も あるんだね

もっと 君の ことを知りたい
だから そっと 肩を抱いた
瞳の中 君が存在(い)るよ
こんなにも 狂おしく...Stay loving

帰りの駅まで歩いてると
虫の声 月の影 綺麗で
遠くの町の光 指さして
他愛ない話を していた

「少し肌寒くなってきたね」
君が小さな微笑(えみ)を 浮かべてた
はがれかけている ポスターに
夏の終わり 少し 感じた

指も つなげずにいたあの日
今はぎゅっと 腕を抱いた
心の中 君が存在(い)るよ
こんなにも こんなにも...

月の色が やけに蒼くて
夏がゆくと 二人抱いた
君の中に 僕が存在(い)ると
こんなにも 感じてる...Love
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