selfish pierrot 〜上手なサヨナラの仕方〜
雨の降る夜は 眠れない
焼きついたままの あの人が
私の心を 渦巻き続けるから
今はどれ位 悔やんでも
あの人は 二度と戻らない
私がこの手で 扉を閉ざしたから
上手なサヨナラの仕方なんて
私は 知らなかった
あの人の心を度外視して
ワガママ 云ってしまった
床にへばり付き あの人の
面影を捜し もがいても
分かってはいるの どうせ無駄なコトだと
それでもこうでもしてなけりゃ
瞬きする度 あの人が
私の心を 喰い尽くしてしまうの
上手なサヨナラの仕方なんて
私は 知らなかった
誰でも良いなんてワケじゃなくて
あの人 求めてたのに
ホントのサヨナラの仕方なんて
一体 ドコにあるの?
私は出口なきこの迷路を
ただただ 彷徨ってる
上手なサヨナラの仕方なんて
私は 知らなかった
あの人の心を度外視した
私は まるでピエロね
雨の降る夜は 眠れずに
焼きついたままの あの人を
ひたすら消そうと 思いあぐねるばかり
今はどれ位 悔やんでも
あの人は 二度と還らない
私がこの手で 突き放したのだから…
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