ボキャブラリィ

渋谷あたりの通行人みたいに
前も見ないで歩けてしまうような
そんなツヨサは僕も君もたぶんね
持ち合わせてはいないけど

夢をユメと決め付けないで
ただ真っ直ぐ走り続ける
そんな君を羨ましいと
思う僕を君は笑うかな

｢ガンバレ｣なんて言葉以外に
考え付けない自分の莫迦さが憎らしい
ガンバっている君にそんなの
不必要で失礼なことぐらいちゃんと解ってるのに

地位も名誉もかなぐり捨てれる程
真っ正直に夢を追ってる君を
バカ正直と嗤う奴らも居るけど
君にはきっとどーでもいい

君の夢がどんなモノかは
僕は余り知らないけれど
君がそんなに想うんだから
輝かしい未来だと思う

｢ガンバレ｣ってゆう言葉はどこか
命令じみてるくせに軽々と口を突く
ガンバっている君にとっては
罵声よりも聞き苦しいものかも知れないと思うのに

｢ガンバレ｣なんて言葉以外に
考え付けない自分の甘さが情けない
ガンバっている君はそんなの
望んでいないと解っているのにそれなのに

｢ガンバレ｣ってゆう言葉が君に
どんな風に響くか考えてもいつだって
｢ガンバレ｣としか言えない僕は
やっぱり｢ガンバレ｣と言うことだけで君を応援してく