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wandering light


薄暗い獣道に 淡光(ひかり)が搖れる
新月の空の下は 冷たく宿る

流すような涙なんて もう残っていない
偽ってる 嘘ついてる 周囲(まわり)と自分に

護(まも)るべきモノが 余りに大きくて
魂(こころ)が叫んでる
幻のキミの影を追い続けて
未(ま)だ 彷徨(さまよ)う

何でもないようなフリしてゆくコトに
気が付けば手慣れていた 無色のセカイ

漆黒(くろ)の花へ祈りを架け 灰空(そら)に放り投げた
間違いだと 分かってても 運命(さだめ)は消せない

遠い鈴の音は 今では聴こえずに
魂(こころ)を惑わせる
ワルイユメの中 朱く染まる腕で
キミを想う

謝りたいコトがあるんだ キミに
次に逢ったらきっと 言えると 思う

だけど

護(まも)るべきモノが 余りに大きくて
魂(こころ)が叫んでも
今も猶(な)お キミの影を追い続けて
何処へ行こう?
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