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10こめのはこ


深駆には「引用癖」があるの。「引用癖」って何かというと、要はゲームのキャラクターのセリフを、そのまま日常で口にするということです。具体例が欲しい人は、深駆の小説(たぶんまだ全消去されていないハズ…笑)の「月倉疾風」を見てください。彼は、ふとした時にゲームのキャラクターのセリフや仕草を真似ています。もちろん、これは深駆がそういう事をしているから。基本的に、深駆はすぐにそういう事をするタイプなので、好きなセリフも多いの。だから、それをいつでも心に刻んでいる…って感じですね。

今日は主観で、「深駆の好きなセリフ」のお話。引用する時に確認していないので、若干ゲーム中でのセリフと違う可能性があることをあらかじめ断っておきます。趣旨は同じハズですので、ご容赦ください。

・「全ての人々が、あとほんの少しずつ優しくなれますように…」
これは「1つめのはこ」にも書いた、深駆の一番好きなセリフで、FFTのオヴェリアのヘルプメッセージなの。確認できる期間は非常に短い(ゼイレキレの滝でのバトル終了後から、初めてライオネル城を訪れるまで)けど、好きな言葉。
・「大丈夫だなんて思わないで…1人でいると、寂しさがいっぱいやってくるの…」
これ、FF9のエーコの言葉。ゲーム中のセリフじゃなくって、説明書の人物紹介の欄に書いてある言葉ですね。ブルーモード(抑うつ状態とも言う…苦笑)の深駆が一番、口にする言葉なの。
・「思い出は優しいからね、甘えちゃダメなんだよ」
これはFF10で、異界に入ることを拒むリュックの言葉。深駆が「思い出」という側面に関してはグァド族に近い考え方をしているだけに、考えさせられるセリフ。
・「何か夢があるならまず行動。人生の基本ルールだ。記憶したか?」
「記憶したか?」の口癖からも分かるとおり、KH2のアクセルがデスティニーアイランドでカイリに言うセリフ。これも深駆の考えと違うから、考えさせられるの。
・「金、金、金!騎士として恥ずかしくないのか!」
これはミンサガでラファエルがいうセリフ。この言葉を「どりーむずまいん」に書いたら、友人の織田上総介に「(このモチーフとなっている)ヨーロッパ中世の騎士というのは領主との契約関係で成り立っていたんだから、別に金を求めても問題はないんだよ」という真面目なツッコミを入れられてしまった(苦笑)。でも…ねえ?「騎士」を「人」に変えるだけで…現実世界の人間を結構、バッサリ斬れるよね…。
・「自分の信じるもののために戦え!」
これは聖剣伝説3の獣人王が、息子のケヴィンに言うセリフ。獣人としての強さ…そしてそれは、ウチらにも通じるよね…。
・「誰かを助けるのに理由がいるかい?」
FF9から、エンディング直前のジタンのセリフ。…やっぱり深駆にとって、FF9は色々なことを考えさせられる作品なの。
・「ラスラ…私、あなたを信じてる。…あなたはそんな人じゃなかった!!」
FF12から、大灯台の天陽の繭を前にしてのアーシェのセリフ。深駆が一番カッコイイって思うセリフなの。これを聞くと、RPGボイスがあると迫力あるなぁ、って。
・「楽しいことばっかりだと、きっとお腹いっぱいになっちゃうぜ?」
これは深駆にとって、FF9と並んで色んな事を考えさせられる、聖剣伝説Legend of MANAのカペラのセリフ。特にディドル編(「ディドルの手紙」「ディドルいやになる」「ディドルさらわる」の3編の総称)は、深駆の想いとかなり近い。…もしかしなくても、深駆ってディドル的なのかも。…あ、彼ほど喋る速度が遅いわけではないですよ(笑)。
・「流れゆくものたち」のラストシーン
えっと、もう1つ聖剣伝説Legend of MANAから。このゲームは70個近いショートストーリーの連続で成り立っていて、その中の1つが「流れゆくものたち」。いわゆる「エスカデ編」の中間くらいのイベントかな。そのラストシーンでは、七賢人の1人でもある風の王セルヴァとガトの町の司祭マチルダが会話するの。以下、かなり長いけど中略しつつ引用。
セルヴァ「…時代が変わるときにはなんだって起こる」
マチルダ「時代…?セルヴァ様には未来が分かるのですね!?エスカデやアーウィンはどうなるのですか?」
セルヴァ「未来は、そこを歩むものが決めなければならない。君やダナエ、エスカデ、アーウィン、瑠璃、真珠姫、ラルク、シエラ…」
マチルダ「それに先ほどの(主人公の名前)…」
セルヴァ「君もそう思うかい?その言葉が聞きたかったんだ」
マチルダ「そんな、めっそうもない。七賢人の決めることに私が口を出すなど…」
(セルヴァが、マチルダが新たな7人目の賢人に選ばれるだろうと予言する。あ、この時点で七賢人のうち1人が亡くなっているからですね。マチルダはそれに何故と問う)
セルヴァ「この時代を断つ楔となった」
マチルダ「確かに、私の身勝手が世を乱しました。アーウィンを…愛していました。ならば裁きこそわがさだめ。このまま息絶えることをお許しください」
セルヴァ「マチルダ、君は誰を愛してもいい。人はみな光さ。人を照らしながら、その後ろに影ができることを恐れている。でも私は見てきた。影なんてどこにも無い。この意味が分かるだろう?」
マチルダ「…私は影ばかり見てきました」
セルヴァ「見るのは未来だけでいい。罪の意識は、君を記憶の檻に閉ざし、鍵をかける。鍵を開けて、マチルダ。自分自身を許せない人が、いったい誰を許せるというの?」
マチルダ「……」
セルヴァ「もうすぐ時が動く。人は自由になる」
…こんな感じ。特に後半が、深いよね…。深駆はまだ上手くこの意味を捉えられないけど、でも、何か…正しいことを言っているっていうのが、肌で分かる感じ。
・「目に見えるもの、触れるものだけが真実だと思っちゃダメ」
これ、クロノトリガーの古代世界の都市、エンハーサにいるドリーンのセリフ。現実世界でいえば、サン・テグジュペリの「星の王子様」にも似たようなセリフがありますね。
・「兄さん…私を守って…」
これはロックマンX4から、バトル直前のアイリスのセリフなの。このゲームは深駆が小学校6年生の時に発売されたもので、ロックマンシリーズの中では一番プレイしたと思う。…で、アイリスというと兄のカーネルを殺された恨みから、ゼロを襲ってしまう女の子なの。…でも深駆のイメージは明らかに「妹萌え」(笑)。アイリス、すっごいカワイイよね〜。もう1つ思うのは「ごめんなさい、ゼロ…」って言いながら戦いを始める事もあるんだけど、そう思ってるなら戦わないでよ〜!
・「例えば、子供が剣を手に取らない未来へ…」
最後にこの言葉。これはFF10−2でルチルがいう言葉(青年同盟にスフィアを返していた際の、キノコ岩街道のエピソードコンプリート時)なの。こういう未来を深駆が理想としている、ということで。


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