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ときのうた

Day ∞ 〜メーカー・パニック〜


「ふぅん……全然分かんないや」
スーパーマリオRPGより

さて、それでは主に美寛・疾風・実玖の3人が展開しまくってくれた(苦笑)、ゲームネタと推理小説の元ネタを中心に意味不明な部分、ちょっとした小ネタを回収しておきましょう。例によって、作者名敬称略深謝。またRPGのFinal Fantasyシリーズは、FFと略記させていただきます。ちなみに、このページの冒頭の引用文は、スーパーマリオRPGから、ローズタウンの宿屋にいるトイドーのセリフ。マリオたちが必死でスターピースの説明をした直後のセリフで、言われた瞬間にマリオたちが床に倒れこみます。ある意味でお約束のネタ。
あ、それから絵の話も先にしよっと。2007年10月の、吟遊詞人トップページに掲載されていた絵は、深駆が描きました。右上が璃衣愛、左上が疾風、右下が実玖、左下が美寛。過去2作の絵に比べると(これでも)格段に上達したのですが、もちろん見ながら書いています(苦笑)。参考にしていたのは、以降の解説でも名前が出てきますが、立川恵先生の絵。深駆が一番好きなマンガ家さんなの。でも、かなり「写し」に近いかも(苦笑)。できるだけ全体として似ないようには気をつけていたんだけど、実玖あたりヤバいかもなぁ…。関係者各位に深謝。あ、全員をトルソー的にしているのは単純に、下のほうまで描いて体のバランスを崩したくなかったから。深駆が描くと、どうもみんな体が小さくなって、相対的に顔が大きく見えてしまうので…。
美寛は「怪盗セイント・テール」の主人公、芽美ちゃんを参考にしているの。美寛だけ他の3人より少し大きいのは、他の3人はマンガの中の絵を参考に描いたけど、美寛はマンガの表紙の絵を参考に描いたから(笑)。美寛の左の髪がなんか丸まっててヘン?と思われた方、それは深駆が本当はポニーテールだった絵を、無理やり髪の短い美寛に合わせて変えているからです…(苦笑)。疾風は「夢幻伝説タカマガハラ」の、タカマガハラの世界の隆臣を参考に描いています。…あ、この隆臣っていうのが、実は「雪川隆臣」の名前の由来なの。ただ、隆臣はちょっとカッコよすぎるから、すこし穏やかな感じで描いたつもり。服にしわが無いのは、民族衣装っぽい服の多いこのマンガの絵を参考に出来なかったからです(苦笑)。服にしわやよれを入れるのって、難しいね…。髪はいい感じ。実玖は同じマンガの、ナカツクニの世界の圭麻を参考に描いています。服にちゃんとしわが入っているのは、元の絵を参考にしたから(苦笑)。ただジャケットは深駆が勝手に着せています。左右で胸ポケットの形が違うのは、左のポケットに携帯電話が入っているからです(笑)。これは現実世界の深駆がいつもそうしているので。実は深駆が一番いい出来だと思っているのは璃衣愛なの。一応ちょっとだけ同じマンガの、タカマガハラの世界の那智を参考に描いているけど、彼女とはあまり似ていなくて上手くいったなぁ、って。苦し紛れに描いたベストが、思いのほか似合っていると思うの。ウィンクした目も、けっこうキレイだしね。

Day1→小鳥遊練無(たかなし ねりな)くんの話は「あいのうた」でもしたけど、彼は森博嗣のVシリーズの登場人物で、女装癖のある、小柄でかわいい?男子大学生なの。このセリフは(確か…です。ごめんなさい)『夢・出逢い・魔性』から。すべすべオイルとモリシアはFF9から。モリシアっていうのがFF9の世界で最も美しいとされるモーグリ。その美容の秘訣がすべすべオイルなの。…もっともゲーム内のグラフィックでは、モリシアと彼女以外の女性モーグリの違いが分かりませんが(苦笑)。饗庭慎之介は高田崇史「千葉千波の事件日記」シリーズの登場人物。いつも黒い服を着ています。千葉千波くんはこのシリーズの主人公で、「スラリ・サラリ・パサリ」青年なの。スラリとした体格で、サラリとした髪をパサリとかきあげる…ま、イケメンってことですな。容姿端麗で頭もよく、ビリヤードとフルートの腕は一級品という、絵に描いたような好青年。ゼクシオンはキングダムハーツ〜Chain of Memories〜の登場人物。幻を見せることで相手を自滅させる戦法を取るXIII機関のナンバー6です。キングダムハーツ2〜Final Mix〜では彼と戦うことができて、その時彼は、本を武器に戦うの。もちろん本で殴る…じゃなくって、本の中という幻の世界にこちらを閉じ込める嫌な敵。ステータスは高くないけど。エストはFF7でチョコボレースの受付をしてくれる女性。ファッションがちょっと変わっているの。あまりゲーム内ではよく分からないけど、頭にチョコボの羽を刺している?服装はピンクが基調の、ちょっとゴスロリ風味。…えっ、「どこかのパン屋さん」は神○屋じゃないかって…?聞かなかったことにしましょう(笑)。一方昨夜子ちゃん…倉崎昨夜子は、霧舎巧の「霧舎学園」シリーズの登場人物。小学3年生のはずなのに、かなり幼い女の子。…あ、言うのは野暮かもしれませんが、疾風の「とりあえず料理が…………と、」の三点リーダ4つの中身は「下手な事」なの。美寛ちゃん、料理ヘタみたいです。噂によると、お菓子だけは作るのが上手らしいですよ(笑)。「夜闇館の殺人」だなんて…そんなネーミングは綾辻行人の「館シリーズ」を前にしては、自殺行為なのだが…(苦笑)。と、とりあえずこの作品は12月公開予定です。期待せずにお待ちください。さて…深駆は小説を書くときに、実際の場所を意識しながら書いています。つまり、現実的な設定もパラレルに読み取ってほしい、ってことですね。深駆の中ではH空港はもちろん羽田空港で、M空港はもちろん松山空港(美寛の自己紹介の場面でE県が出てきますが、深駆の中では実玖と璃衣愛は愛媛県在住です)なの。疾風が言うシャナクは、ドラゴンクエストシリーズで、呪われた装備を外すための呪文です…。「タロット山荘の…」というのは、金田一少年の事件簿から「タロット山荘殺人事件」のワンシーン。類似した状況を指して実玖が言っています。玲香が璃衣愛で、金田一が疾風かな。恭助と美絵留は、はやみねかおる「虹北恭助のハイスクール・アドベンチャー」の登場人物。美寛が「本当に…」と言っているのは、この形容を以前(注、拙作「ほしのうた」で)実玖が使ったからですね。詳しくはそちらも参照してください。実玖が美寛に挨拶するときの仕草は、FF10−2で、ドレスフィアがギャンブラーのときの、ユウナの勝利ポーズなのです。それから…やはりパラレルに読み取ってほしいんですけど、深駆の中では美寛たちは神奈川県に住んでいます。つまり「K鉄道K駅K方面」は「京急線で、京急蒲田駅で川崎方面に乗り換え」なの…。さて、「僕は風だぞ〜!」はクロノ・トリガーのリオンがデナドロ山で言うセリフからきています。それに対する疾風のツッコミなの。…あ、何で国内線が主流のはずのH(羽田)空港に、こんなにいっぱいトランクを持っている人がいたのか、とかは気にしないでね(笑)。璃衣愛のクイズは、児童向け冊子のクイズに載っていた問題を使わせていただきました。シュミ族の石集め…っていうのは、クリアしても長老の手のひらを見せてもらえるだけという、ちょっとガッカリな、FF8のサブイベント。いや、フェニックスの羽はもらえるし、このイベントをしないとステータスガードも手に入らないけどさぁ。

Day 2→サム・ロイドはご存知ですよね?15パズルやボタンホールパズル、鎖を切ってつなぎなおすパズルや仔馬のパズルなどの作者で、マーティン・ガードナーやデュードニーと並ぶ、世界で最も有名なパズル作家の一人ですよ。美寛が「泡坂妻夫か誰かも…」って言ってるのは…深駆、何かの推理小説の後書きでこんな感じの文章を読んだんだけど、思い出せずにいるの…。泡坂妻夫は、亜愛一郎(あ あいいちろう)シリーズなどの作者ですね。疾風が引用するアーロンのセリフは、FFのものではありません。これはいただきストリートのドラゴンクエスト・FF版から。COMにアーロンを入れてアレフガルドでゲームを始めると、1ターン目にアーロンが言うセリフなの。アニキとリュックはFF10・FF10−2の登場人物。10−2では2人ともカモメ団、というトレジャーハンター的な一団(詳しい話は省略。ペコン)に所属しているの。実玖が言うセリフは、「世界中にカモメ団の名前が広がってくれればいい」という2人の意見に対して冷めた態度を取る、同じくカモメ団の一員、シンラのセリフ。E大学は愛媛大学、S市は四国中央市のつもり。なお実玖は深駆のペルソナですが、深駆より実玖のほうが、頭いいと思う…(苦笑)。咲さんは霧舎巧の「開かずの扉」シリーズに登場する森咲恵のこと。予知能力というか、未来に起きる何かを断片的に見る能力がある、とっても優しいお姉さん。ティファはFF7の登場人物。酒場を経営するスタイルのいい女性です。…実は雅お姉ちゃんの服(白のノースリーブに黒のミニスカート)、ティファをイメージしている…っていうか同じか。「スタイルのいい」というのを露骨に書くかどうかは、深駆もかなり迷ったの。一応、1回だけ、そういうのには興味なさそうな実玖の発言、ということで書いちゃったけど…ごめんなさい。ブルータワーは完全に創作です。このY市は深駆の中では横浜。モチーフはランドマークタワーなのか(苦笑)?深駆自身は、そんなに高いタワーを想像してはいないですけどね。フラメシュは聖剣伝説Legend of MANAの登場人物。かわいいし本当は優しいんだけど、かなり口が悪くてひねくれた?人魚なの。ユイちゃんは咲さんと同じく、霧舎巧の「開かずの扉」シリーズに出てくる由井広美ちゃん。彼女もカワイイ感じの子だけど、ちょっと素直じゃない気が…。エンドハウスは、アガサ・クリスティの「邪悪の家(エンドハウスの怪事件)」の舞台です。「誰かの帽子に穴が開いている」というのは、このお話のワンシーンに絡んでいるの。まぁ、なんか深駆のイメージに近かったから。あ、美寛は日本史と世界史を選択しています。美寛ちゃんの「お勉強系」の話が歴史に偏っているのはそのためです。というか、深駆の記憶にそのあたりしか残っていない(苦笑)。深駆も高校時代は日本史と世界史をとっていたのです。エルキュール・ポワロで知られるクリスティも、ホームズで知られるA・C・ドイルもイギリスの作家ですね。他にもいっぱいいるけどここでは省略。オペラ劇場のシーンは、マリアの衣装に着替えたセリスを見てロックが赤面する、というシーン。タンケットはFF10のモンスター訓練場に出現する甲羅種族のモンスター。「ラッシュアタック!」は待機時間がすごく短くて、一度始まると十数回連発されるの…。ガーネットはFF9のヒロインですね。幼少時のガーネットはDISC3、トレノでトット博士とガーネットが回想するシーンで見ることが出来ます。塔が斜めに傾いていない、ひなびた遊園地のそばじゃない、っていうのは霧舎巧の「マリオネット園」を受けています。戦艦リヴァイアサンはFF12のアルケイディス帝国が保有する戦艦。物語途中でここから脱出するんだけど、まあその時に出てくる兵士の数と言ったら…(苦笑)。ほぼ無限に湧いてきます。そんなに乗ってたら飛べないんじゃないか?「過去の自分を重ねる」云々は、実玖をペルソナとしている深駆の戯言。深駆も昔は、こういう子だったから…って、なんか自然に書いちゃった。瑠璃ちゃんは金田一少年の事件簿から、「黒死蝶殺人事件」の斑目瑠璃のこと。「こうして三者はナルシェに集結…」だなんて、いいのかなぁ…(笑)?この言葉は、FF6の分岐イベント(レテ川クリア後の、ティナ編・ロック編・マッシュ編)終了後の言葉。亜衣・真衣・美衣の3つ子というのは、はやみねかおるの「夢水清志郎の事件ノート」シリーズに出てくる岩崎3姉妹のこと。璃衣愛のクイズは、「クレヨンしんちゃん」で使われたなぞなぞを少々アレンジしたものです。

Day 3→「模倣犯」はもちろん、宮部みゆきの作品。このシーン、たしか文庫本で言うと第3巻か第4巻のラストあたりに出てくるんだけど…。テニプリ…「テニスの王子様」はいいよね?深駆は読んだことがないから何ともいえない(苦笑)。絶叫城殺人事件は有栖川有栖の作品。ゲームを模したシーンが出てきます。もう1つ美寛が言う「ルナティック殺人事件」は、拙作「つきのうた」の事です…。Aは無論、秋葉原のつもりです。それから…F県F市H区は、深駆の中では福岡県福岡市博多区なの。…え〜、何が言いたいかというと、博多といえば博多『華丸』・大吉であって、しかも市場(英語…?)の映像だから、という下らない話(笑)。あ、IやNは深駆の中では「池袋や中野」。でもこのあたりは、友人から聞いた話をそのまま使ってるだけ。深駆が実際に行って見た感想では決して無いですよ。たぶん、友人もイメージ論で言ってるでしょう。だから、まぁ、気にしないで。関係者各位には深謝。「夏の館」は、矢野龍王の「極限推理コロシアム」の舞台です。推理小説にサバイバル要素が混じっていて、かなりダークな作品。実玖のつぶやきは一般の人には分からないよね…。ギルガメは、ここではFF5のギルガメ。その基礎攻撃力は115です。こういうネタ(疾風をぶっ飛ばしたり蹴っ飛ばしたり…)は、はやみねかおるの「虹北恭助」シリーズでよく出てくるの。それから、璃衣愛が街頭テレビで見ているアニメは、深駆の中では「夢幻伝説タカマガハラ」なの。このシーンはコミックスで言うと2巻から。あの〜、魚たち(正確には飢魚…ゴルゲイアという魚)が廃油を食べてくれるシーン。実玖が言っているとおり、作者の立川恵先生の絵は、実玖(=深駆)が一番好きな絵です。このマンガがアニメ化された話は聞かないけど、同じ作者の「怪盗セイント・テール」は月曜夜7時から日テレ系列でやっていたから、覚えている人もいませんか?夏休みに立川先生のマンガを買って読み直したので、今回その手のネタが多いです(笑)。「西海放送とかい〜テレビとか」は完全に内輪ネタです(苦笑)。え〜、愛媛県では日テレ系列のテレビ局が「南海放送」で、TBS系列のテレビ局が「あいテレビ」です。関係者の方々、ごめんなさい。ちなみにフジ系列がテレビ愛媛で、朝日系列が愛媛朝日テレビです。「半径3メートル以内の世界でもっともっと引っ付いていたい」は…璃衣愛の言葉に初めて説明をつけるけど…これ、川本真琴の「1/2」の歌詞。もしかして璃衣愛は歌詞を引用する…!?とか思ったけど、考えてみれば深駆のJ‐POPに関する素養が著しく狭く深いので、たぶん却下(苦笑)。疾風が見入っていた「今人気のアイドル」は、実玖が直後に「ギザカワユス」と言うとおり(?)、深駆の中では「しょこたん」なの。ちなみに中川翔子は深駆たちとタメなので(1985年5月5日生まれ)、実玖や璃衣愛よりは年上です。ミラクルガールズは…武内直子(セーラームーンの作者さんですよ)のマンガ。双子の女の子でテレパシーとかが使える…とか、そんな話だった気がする。深駆が「なかよし」を読み始めた頃に最終回が近かったので、かなり記憶があやふや。違ってたらごめんなさい。汎エーテル教団は法月綸太郎の「誰彼」、メタナチュラル協会は森博嗣の「τになるまで待って」などに登場する、どちらも宗教的団体。薬草はもちろんドラゴンクエストシリーズの回復アイテム。回復する体力は30前後。一方、世界樹の雫は体力を全回復させます。FFで言うとポーションとエクスポーションか。実は実玖が出したクイズ、マイクロソフト社の入社試験問題なんですよ…。ドミナの町のクイズは、ここで解説しますね。答えは「11回」です。考え方としては、ドミナの町を強制的に出ることになってしまう事態を考えればいいの。まずゲーム開始直後。「ニキータ商い道中」か「まいごのプリンセス」をクリアしないと先に進めず、どちらもクリアするためには必ずドミナの町の外に出ないといけません。「ニキータ商い道中」を始める→AF「車輪」をゲット→「まいごのプリンセス」を始める(ニキータとは別れるがイベントは失敗しない)、という手順を取れば大丈夫。それからクリアすることで強制的に町を出るイベントが「小さな魔法使い」「Pちゃん」「レイチェル」「もう一人の自分」。また「楽器作製」のためにドミナの町に入るのも1回と数えることにしましたね。それからクリアしなくても強制的にドミナの町を出ることになるのが「ティアストーン開始時にボイド警部と話す」「ペット牧場開始後、ペットを入れるためマイホームに戻る」の2つ。サボテン君日記を完成させずに全てのイベントをクリアするだけなら、この8回がミニマムです。ただ、1周目で日記を完成させることを考えると、条件が3つ付加されるの。1つめが「サボテン発生時にメイメイに占ってもらう」。これをするとサボテン君がいなくなってしまうので、日記の更新が不可能になります。2つめが「サボテン君の行方をアマレットちゃん(郵便ペリカン)にきく」。やはりこの時も「サボテン」中なのでサボテン君はいません。そして3つめが「ガイアの知恵発生後、リュオン街道へ行く」。…このイベントは、ダナエと別れると失敗になるの。ここで他のイベントをクリアしてしまうと、日記を書きに行く→マイホームに入ろうとするとダナエがいなくなる→イベント失敗、になって「ガイアの知恵」を日記に書けなくなってしまうの。つまり答えは11回。「レイチェル」発生の条件と経過に気をつけていれば、上手くいくと思います。さて、元に戻って…。二階堂警視正とは二階堂陵介のこと。二階堂蘭子と二階堂黎人の父親ですね。美寛の言うヒース刑事は、S・S・ヴァン・ダインのファイロ・ヴァンスものに出てくる刑事。琴葉ちゃんの家、とは霧舎巧の「霧舎学園」シリーズのヒロイン、羽月琴葉のこと。お母さん(羽月倫子)が警視で、娘に情報をリークしていることを受けてのセリフ。岸野麗夢は拙作「ゆめのうた」に登場します。あ、そうだ、トニー・タンブル・シンプソンのミドルネーム「タンブル」は、聖剣伝説Children of MANAに登場する女の子の名前からとっているの。「大統領は遺憾ながら」、実は深駆、クイーンの作品で一番好きかも知れない。いや、10ページくらいの小品だけどさ、この感覚がすごく合っているの。

Day 4→最初の引用文、(株)ニコリのパズル雑誌からなんですけど…。実はこの文章の発言者、深駆なんです。これは同書に載っているパズル作家座談会での深駆の発言なの。なんか、使ってみたかったから。怪しいようだけど同一人物ですからね(笑)。朱芳慶尚は、貫井徳郎の「鬼流殺生祭」の登場人物です。ビビはFF9の黒魔道士、ビビ・オルニティアのこと。初期のビビは、巻き込まれるまま行動するイメージが強いよね…。出水盛雄の名前は、高田崇史の千葉千波の事件日記シリーズから、「佐藤俊夫」君をイメージしています。彼の名前は抑揚を変えて読めば2つの調味料になるの(笑)。姫ちゃんみたいに…って璃衣愛が言うのは、マンガ「姫ちゃんのリボン」を受けています。う〜、どんなストーリーだったか深駆も覚えていないけど(苦笑)。深駆、「りぼん」はほとんど読まなかったからなぁ。…疾風の「ミッドガル6番街」に実玖が過敏に反応する理由はね、FF7のミッドガル6番街(いわゆるウォールマーケット)に「男男男」と書かれた看板を掲げる、女装したお兄さんたちの経営するジムがあるからなのです…。直後に疾風が言う「俺とキルマシーン」は、格闘ゲーム「Guilty Gear」シリーズのキャラクター、ブリジットの必殺技。で、このブリジットが、どう見ても女の子にしか見えない男の子なの。なんか、村のしきたりによって女の子として育てられた男の子、って設定だったかな?ちなみに彼も実玖と同様、一人称は「ウチ」。とにかく、女みたいな男という意味でブリジットと実玖を重ねた、疾風のイジワルな発言です。詩織ちゃん、「12月公開予定の小説では出さない」って明言しちゃって可哀想だったから(笑)、ここで出してあげることにしました。拙作「かぜのうた」にチョイ役で出てきた彼女と同じ。名字はここで決めました。「五十崎」と「新宮」はともに愛媛県の地名です。あ、「いかざき」と「しんぐう」って読みます。前者は内子町と合併して、今は内子五十崎町になったのかな?後者は吸収合併されて無くなった気が…(苦笑)。愛媛県、たしか2004年に(ほら、平成大合併だっけ?)全国で一番市町村合併をした都道府県ですからね…。もう県民さえ理解不能なの(苦笑)。「空き家の冒険」に関してシャーロキアンの意見が分かれる、というのは高田崇史の「QED〜ベイカー街の問題〜」に詳しく書いてあります。というか高田崇史といえば、千葉千波の事件日記シリーズよりもQEDシリーズで有名なのですが。舞台での喧嘩を受けて美寛が「先月終わりから今月初めのこと」というのは、拙作「あいのうた」です。ホールを出た後の実玖と璃衣愛のシーンが、実は深駆のお気に入りなの。…この章の実玖の思考パターンは、かなり深駆に似せています。…というかむしろ、そういう状況になったときの深駆の行動と、そうやって落ち込んだときに深駆が一番言われたいこと、して欲しいこと…かも(爆)。美寛と疾風はいつもどおりなのでノーコメント(笑)。リノアとセルフィはFF8の、ゼシカとキラはドラゴンクエスト8の登場人物ですね。セルフィはFF8ヒロインのリノアを差し置いて深駆の中でのヒロイン。むしろ深駆が全ての虚構世界の中で一番好きな女の子がセルフィだからね…。ちなみに深駆のゲーム系書き物「幻想の匣」の「6つめのはこ」に、深駆のセルフィに関するノロケ話が詰まっています(笑)。ゼシカはアルバート家出身の女の子で、スタイルがよくて気が強い。そんなゼシカより、深駆はキラが好きなんだ〜、って完全に深駆の好みですね(苦笑)。あ、キラっていうのはアスカンタ城に勤める、とっても献身的で可愛いメイドさん(笑)。かなりの端役なので、きっと覚えている方は少ないかと(苦笑)。懐かしの(?)マグナムキラーは、マリオ4などに出てくる通常の約10倍の大きさを誇るキラーですな。アルテミシオンはFF9で、手紙を配達してくれるモーグリ。あくまで疾風のジョーク。にしても、舞台の上から愛の告白って、FF9のラストみたいでいいよね〜。深駆、あのシーン(「会わせてくれ…愛しのダガーに!!」からエンディングムービー)は全ゲーム中で一番好きなの。

Day 5→巣高銀河さんは拙作「ほしのうた」に登場した画家のおじいちゃん。桐生正嗣が登場する「カット・アウト」は法月綸太郎の作品。厳密にはミステリではないのですが、前衛芸術を本格ミステリに置き換えると…というもの。集英社文庫の短編集「パズル崩壊」に収録されています。藤沼一成は綾辻行人の「水車館の殺人」などに関わる画家で、自分が幻視したものをそのまま描くという、異端的な天才画家。「うりぼうスイカ」は聖剣伝説Legend of MANAにでてくるアイテムで、うりぼう(イノシシの子供)の形をしたスイカ。下部に小さく4つの突起(足?)がついていて、これを下にしておくとちゃんと立つそうな。怪盗、のところでは4人とも話が飛ぶ飛ぶ…。美寛がいっていた1412号は「名探偵コナン」の怪盗キッドのこと。疾風がいっているのはFFTacticsの怪盗ゼロ。実玖がいっているのは「金田一少年の事件簿」の怪盗紳士のことですね。璃衣愛がいっているのが「怪盗セイント・テール」です。その後も続いて、「鈴木財閥の黒真珠」は「名探偵コナン」の16巻で怪盗キッドが盗もうとする品。パール・ドルフィンは「怪盗セイント・テール」の5巻でセイント・テールが盗む(というか解放してあげる)イルカなの。…美術館にイルカがいるわけ無いじゃないか(笑)。エンジェル・マヌーヴァは森博嗣の「魔剣天翔」や「捩れ屋敷の利鈍」に出てくる宝剣。「おじさん」は保呂草潤平を指しているのでしょうか。彼の年齢は「魔剣天翔」のとき30歳くらいのはずなので、彼を「おじさん」呼ばわりするのはどうかと思うけど…(苦笑)。バスの問題は、もともとどこかの私立幼稚園の入試問題。それをバカな方向で応用しています。いや、既に綺麗な形での応用は千葉千波シリーズの「試験に出ないパズル」の中でなされているので…(苦笑)。「俺たちが絵の中に入れるわけでもない」というのは、絵の中の世界で冒険できるゲーム「スーパーマリオ64」を踏まえてのセリフ。ペイントローラーやアドっていうのは、星のカービィに登場するの。ペイントローラーは敵(カービィの最初の作品だと2面ボス)で、アド(アドレーヌ)は味方(たぶん)。後者は地球から絵の勉強にプププランドにやってきた女の子、だったかな?どちらも絵に描いたものを現実にする力を持っています。実玖のクイズは、昔読んだ何かのクイズの本からそのまま引用。倉知淳は「星降り荘の殺人」や「猫丸先輩シリーズ」の作者。こんな会話をするシーンは、若竹七海らの共著「五十円玉二十枚の謎」に佐々木淳名義で書かれた短編にあります。「主よ、種も仕掛けも無いことをお許しください…」は、もちろん「怪盗セイント・テール」から。主人公の羽丘芽美ちゃんが、セイント・テールに変身する時のセリフ。この後「どうか私たち(←芽美と、その友人の深森聖良のこと)に神のご加護がありますように…」って続くんだけど、さすがにそこまでは盛り込めず(笑)。前田知洋は、日本でも指折りの手品師ですね。手品の本場ラスベガスで、若手の手品師に手品を教えているすごい方です。え〜、ちなみにこの「トランプがエレベーターのように上がってくる手品」ですが、深駆はタネを知らずに書きました(爆)。もしかしたら文中の疾風の動作だけでは、この手品は出来ないのかもしれません。そのあたりは予め断っておきます。…ああ、絵のタイトルは全てネタですね。「3度目の正直」は、FF5のギルガメッシュをモチーフにしています。船、はもちろんゼザの船団のつもり。「4が最後にやってくる」は、アガサ・クリスティの小説「死が最後にやってくる」のパロディ(笑)。「2人の少女が呼ぶ聖なる審判」はFF9でダガーとエーコがアレクサンダーを召喚するシーン。「1輪のガルバナ」の元ネタは…FF12に出てくる「ガルバナの花」。東ダルマスカ砂漠などに咲く、赤い花です。「愛知県警にマークされている」云々は、これも森博嗣のVシリーズに関連しています。トランプには一枚一枚、意味があるんですよ。深駆はハヤカワ文庫版のエラリィ・クイーン『ハートの4』で知りました。タキシード仮面は、美少女戦士セーラームーンの登場人物ですね。登場するときに、ほぼ必ずバラの花を投げることで有名です。「ヴィゼ・アベック・ユヌ・シェンヌ」はフランス語。拙作「ほしのうた」でも一度やりましたが、実玖にはフランス語を話せるという設定があります。さてこの言葉、フランス語では「viser avec un chaine」と書きます(注、chaineの「i」の字は、本当はアクサン・スィルコンフレックスがつきますが、表示できないそうなので…)。意味は「鎖で狙う」なの。英語で言うと「チェーンスナイプ!」って感じですか。これはどこかのゲームから取ってきたわけではなくって、深駆のオリジナル。…あ、よくこんなトランプ手裏剣だの鎖だのができるな、とかいう非現実的なツッコミは流します(笑)。ほら、ONE PIECEのパウリーだって、ロープで似たような事するでしょ?アブダクターはFF5の敵で、倒すと麻痺ガスの入った宝箱を落としていくという敵。あ、「水軍太鼓」を解説しておきますね。これは愛媛県の伝統芸能の1つです。昔(室町時代だっけ…?倭寇の一派だった気がする。違ってたらペコン)愛媛県にいた「村上水軍」が、士気を高めるために叩いていた太鼓が、そのまま郷土の伝統芸能として残ったものなの。今でも愛媛県内の小学校になら、たいてい「水軍太鼓部」があると思います。「勝ち鬨」とか「祈り」とか、計4曲くらいあったはずです。実玖が言うローグは聖剣伝説3のホークアイのジョブですね。トラップと飛び道具で戦うジョブです。深駆の妄想では(苦笑)、その中でも鎖を主流に戦う人たちを特に「チェーンローグ」と呼ぶの。実玖のジョブは、このチェーンローグ。ちなみに残りの3人もゲームのジョブに例えるなら…美寛のジョブは、Day 3で疾風も言うとおりホワイトモンク。璃衣愛はアマゾネスで、疾風は…う〜ん、ギャンブラーでなくカードを操るのは…デスディーラーかなぁ?なんか、女の子2人が前衛で男の子2人が後衛という情けない布陣だけど(苦笑)。


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