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ほしのうた

深みに落ちる第3幕

美寛は扉の前で足を止めた。そして、紙を見つめながら確認する。
「さて、まずは…アルファベットに別の漢字を対応させて、すべてが正しい熟語になるようにすると…これで合ってるよね?」
美寛が手にしている紙には、次のように書かれていた。

「三十路 水中花 三角形 十字路 花時計 天地人 路線図 車中談 路地裏 人間学 人物画 野良猫
 野蛮人 三毛猫 文化人 図書館 中国人 頭文字 放水車 対角線 夏時間 博物館 丸暗記 大黒天
 黒曜石 形容詞 暗順応 十二月 体重計 絵日記

 A三 B十 C路 D文 E字 F水 G車 H中 I花 J黒 K角 L形 M時 
 N計 O間 P野 Q猫 R人 S地 T天 U物 V館 W図 X線 Y暗 Z記」

「よし…うん、大丈夫。そして、ここからよ。いい、美寛?建たないもの、を答えるの。そして選択肢は7つ。その全部を漢字で書くことができて、しかもアルファベットに対応した漢字だけで作れるものが…そう、あるよね。それは…綾辻行人の、いわゆる『館シリーズ』」
美寛は紙に、館を順番に書き並べていく。
「きっと、1〜7の数字は発刊された順番だわ。だから…1が十角館、2が水車館、3が迷路館、4が人形館、5が時計館、6が黒猫館、そして7が暗黒館…。そう、ほら、他の6つの館はここにある漢字だけでできるけど、1つだけできないものがある!」
美寛は扉の横にある、ロックを解除する装置に向かった。
「それは『迷』っていう漢字のない、3の迷路館ね!!」
美寛は呼吸を整えてから、3の数字を押す。すると、扉は静かに開いた。

疾風は壁を見渡す。そうだ、さっき見た。そういう意味で、ここの壁にはこんなに装飾がされていたのか。
「低級なバーサーカー、っていうのは首狩り族のことだろう。首狩り族が敵を倒す…って言うなら、名前の通り首を狩って…頭を刎ね飛ばせばいいわけだ。つまり、その後に書かれている3匹のモンスターの頭…ヘルバオム・キラープラスター・ガマデウスの頭の1文字目を取れば…」
疾風はある場所で立ち止まった。そこの壁には、一面、直に絵が描かれている。
「ヘキガになるわけだ。…もっとも、これは壁画と呼ぶにはお粗末だけど…」
疾風は壁画をじっくりと調べた。すると、ある一部分だけが僅かに浮き上がっている。
「これは…?なるほど、カードキーがそのまま貼り付けられているのか」
疾風は壁画の一部分をはがした。その部分だけ、何も描かれていない無色の空間が残る。
「まったく…カードキーの模様にあわせて、これを同化させるためだけに絵を描くなんてね…」
疾風は少し息を吐き出す。そして、エレベーターのほうへと足早に向かっていった。
「とにかく…早く、美寛を助けないと…」

美寛は2階に下りた。そこにはやはり、中央に机と椅子があり、そして紙がある。3階とほぼ同じ空間だ…と美寛は一瞬感じたが、今回もデジャヴュはおきない。なぜならこの部屋には、部屋の四隅に様々なものが置かれているからだ。また、中央にある机の隣にもう1つ机があり、その上にも1枚の紙が置かれている。とりあえず美寛は中央の机に近づき、紙に書いてある文章を読む。そこには美寛にとって驚愕の事実が記されていた。

「さて…言い忘れていた事がある。それは、このビルの地下に、お前の愛すべきHTがいるという事だ。…もちろん、ここが爆破されれば彼の命は保障できない。がんばってくれたまえ」

この文章を読んだ瞬間に、美寛の理性は砕け散った。一瞬のうちに、怒り、不安、悲しみが美寛の心の中を通り過ぎ、複雑な感情を作る。
「な…ウソっ!?疾風がいるの!!?…何よ、バカ!!!よくも私の疾風に、こんな、こんなひどい事…」
美寛は思わず叫ぶ。もちろん、部屋には誰もいない。でも、叫びたかった。
「ちょっと、私にこんな事をするのはまだ許してあげてもいい!でも、疾風にまでこんな事をしたのね!!?私、ゼッタイ許さないよ!!!いるなら出てきなさいよ!!!今すぐ疾風と会わせて!!!!」
もちろん、あたりには何の反応もなかった。それは当然か、と美寛は思い返す。自分で爆弾を仕掛けておいて、爆発寸前までそこに残っている人など、普通はいない。…今の美寛は、とにかく疾風のことを想っていた。
「疾風…もしかしたら、疾風はまだ起きてさえいないかも…私が、絶対に疾風を、助けてあげなくちゃ…!!」
美寛は先ほどの手紙の続きを読む。そこにはこう書かれていた。

「すべてをAにせよ」

「えっ…?これだけ?」
美寛は思わず口に出し、そして首をかしげる。ついでに心の中で「FじゃなくてA?」と付け加える。美寛は改めて隣の机を見た。そこに置かれているのも、やはり同じサイズの紙。それは本のリストらしい。

「神の灯 魔術の殺人 幻惑の死と使途 火刑法廷」

「これは全部、推理小説のタイトルだけど…どういう事だろう…?」
美寛は一人つぶやくと、とりあえずこの部屋の四隅には、何が置いてあるかを確認することにした。1階と2階をつなぐ階段が北に、2階と3階をつなぐ階段が南にあるとすれば、まず美寛は南西の隅にあるものを調べた。そこにあるのは、様々な筆記用具。鉛筆、シャーペン、油性マジック、色鉛筆、万年筆、クレヨンに筆ペンまで置いてある。
「えっ?…何でこんなにあるの?う〜ん、消しゴムの類がないのもちょっぴり気になるけど…まあ、いいや」
美寛は次に、北西の隅に目をやった。さっきから気になっていたのだが、どうもこれは洋服ダンスらしい。明らかにこの空間に似つかわしくないものだ。美寛は中を調べる。基本的に女物の服やアクセサリばかりが、1つずつ出てきた。水色のブラウス、黄色いワンピース、黒のロングスカート、オレンジ色のブーツ、赤いフレアスカート、白いミュールに青いアンクレット、それから緑の帽子に茶色のコート…。まったく統一感がない。
「う〜ん…疾風好みのカワイイ服はないなぁ」
美寛はそう冗談を言いながら、1階に下りるための扉の前を通りかかる。そこでふと、あるものに気付いた。
「あれ…?これ、何?黒い台座?」
美寛は台座を調べてみる。するとどうやら、重さを量るためのものであるらしいことが分かった。美寛は納得する。
「そうか…きっと、ここにある色んな物の中から、正しいものだけを台座に置けばいいのね。そうして正しい重さになれば、この扉が開くのよ」
美寛は急いで、北東の隅にあるものを調べに行く。ここにあったものは、洋服ダンスの中以上に統一感がなく、雑多なもので溢れかえっていた。手鏡、マスカラ、ミニカー、石ころ、蚊取り線香、着せ替え人形のドレス、ビー玉、ままごとで使うおもちゃの包丁と同じくおもちゃのみかん、そしてプロ野球選手のトレーディングカードや、いわゆるゴレンジャーのソフビ人形…。どうも、男の子と女の子のおもちゃ箱を混ぜ返したような印象を受ける。…美寛は何があるか一通り確認してから、南東の隅にあるものを調べた。そこにあるのはどうやら家具一式らしい。食器皿、コーヒーメーカー、クーラーボックス、ワイングラスなどから、のこぎりやバール、マイナスドライバーといった工具、さらに電球やランプなどの照明器具、そしてハンガーや洗濯ばさみ、布団たたきといったものまで詰め込まれている。突然の来客の目に触れさせないために、無理やり物を押し込んだ物置のようだった。
「なんだか、全然脈絡がないなぁ…」
そう言って美寛は中央に戻る。そして、暗号文と本のリストをじっと見つめた。しばらく2つの紙を見つめていた時、ふと美寛は何かに気付く。
「あれ…これって、もしかして……もしかして!!」
美寛は急に気がついた。そして、まずは南東の隅に走る。そしてランプを手にして、扉の前の台座に置いた。次は北東の隅に行き、手鏡を手にして戻ってくる。
「あとの二つは……そうか、文字通りの意味じゃないのね!!」
美寛は笑顔を浮かべた。そして南西の隅から油性マジックを、北西の洋服ダンスからは茶色いコートを手にして台座に置いた。それらを置きながら、美寛はそっと声に出す。
「きっと、これで…」
置いた直後に、その変化は起こった。音もなく扉が開かれていく。
「やったぁ!!…疾風、待っててね。私が今すぐ、助けてあげるから!!!」

疾風が地下1階に上がってくると、いきなり目の前におかしな物体が飛び込んできた。
「…?これは、甲冑?」
そう…確かに甲冑だ。しかし一般的に想像される甲冑ではない。羊が生やしているような角がついているし、材質も鉄のような感じではない。もっと透明で、きらめいている印象を受ける。そして辺りを見渡すと…整然とだが、かなり雑多なものがおかれていることに気がついた。
「面倒そうだな…」
そう言って疾風は、中央の柱に近づく。そこにはやはり、今までのものと同じ大きさの紙が置いてあった。

「ラグナロクを修復せよ」

「えっ…?これだけ?」
疾風は思わず口に出し、そして首をかしげる。美寛と同じ仕草だったことを疾風に伝えたら、彼は喜ぶだろうか。
「とにかく…まずは、ここにあるものを見てまわった方が良さそうだな…」
疾風はそこで視線を上げた。すると、見慣れぬものが目に飛び込んでくる。
「あれは…扉?」
そう、扉だった。調べてみたところ、どうやら電子ロックらしい。この扉は柱を挟んでエレベーターの真向かいにある。最初は甲冑と柱が邪魔で見えなかったのだ。そして、疾風はもう1つのことに気がついた。地下1階のエレベーターには、カードキーを通すところがないのだ。
「…なるほど、つまりエレベーターはここまでで、1階に上がるのには階段を使うってことだな」
疾風は一呼吸置いて、扉の前にあるものから調べ始めた。まずそこに置いてあったのは、一冊の本である。本というよりは小冊子、パンフレットの類に近い。手製で、ホッチキスで製本されていた。それが、黒い台座の上に乗っている。
「何が書いてあるんだ?…『ありがとう わたしの あいするひとよ…』?」
疾風は台座の上にそれを戻す。ここで疾風はまた、別のことに気がついた。まず、円形の部屋に等間隔に物が置かれていること。そして、それらの物がいずれも黒い台座の上に乗っていることである。最初は気付かなかったが、エレベーターの前にある甲冑さえも、黒い台座の上に乗っていた。
「何か意味がありそうだな…」
疾風はそのことを念頭に置きながら、右隣の台座に目を向ける。ここで右隣とは、階段のある扉を背にしての右隣だ。つまり、疾風が入ってきた直後の、エレベーターを背にした状態であれば左隣になる。…エレベーターが北、階段が南にあると仮定すれば、疾風は部屋の外周に沿って、南から東を通って北に動いているわけだ。さて、そこにあったのは8枚の絵。石、機関車、水、星、人間とその真上に下向きの矢印、プロペラ機、水晶、そして爆弾が描かれた絵だ。
「今は考えない方がいいな…全部見てからにしよう」
疾風はそう決めて、先に進む。1つずつ右隣に動いて、台座に乗っているものを確かめた。次の台座にはロウ細工のお菓子などが置いてある。ドーナツにチョコレートにバニラアイスに煎餅、あとは空のラムネの瓶だった。次の台座にはリンゴと鉛筆とトイレットペーパー。リンゴには紙がついていて「ここから究極の幻想を働かせよ」と書いてある。そして次の台座にはマンガの1ページ。そこに描かれている二人が「俺は牛を使うよ」「私は琴を使うわ」「これを使うのは初めてだね」と描かれていた。明らかに手書きで、下手である。
「…なんか…美寛の画力と変わらないな…」
そう疾風は苦笑して、次のものを見た。それはレゴの竜のおもちゃ。なぜかそのおもちゃの頭には、王冠が載せられている。そして次が甲冑…。次の台座には新聞の切抜きだ。どうやら2006年、つまり昨年の新聞らしい。疾風は少し、切抜きを読んでみる。
「…ああ、これはスポーツ系のあるテレビゲームをオリンピックの種目にしないかって話か…そういえば昔、そんなことが言われていた…?」
そこで疾風の足が止まる。疾風は左手を口元に持ってきて、考え込み始めた。
「そうか…そうか、ラグナロクの修復って、そういう事か!!」
疾風は残りの台座を確認する。次の台座には、RPGの一場面の切り抜き。例えばFinal Fantasy Tacticsのイズルードや、Final Fantasy 7のキャリーアーマー、Final Fantasy 6でハウリングムーンを使う召喚獣がある。次の台座には水色のギター。ボディーの部分に「夜想のしらべ」と書いてある。そして次の台座には暗号文。「こなん もんこ はんはん  ちんでんだな …カービィにお任せ!!」と書いてあった。そして次の台座は金庫。疾風が金庫を開けると、そこには紙切れがあった。「失われた数字を4つに切れ」と書かれている。この次の台座が、最初に疾風が調べた小冊子になる。疾風はそこでため息をついた。
「全く…よくもまぁ、これだけ準備したよ…」
疾風はある台座の前へ向かった。そこにはリンゴと鉛筆とトイレットペーパーが置かれている。
「たぶん、台座の中で上に乗っているものの重さを量っているんだろうな。それが一致すれば扉が開く…そういうシステムだろう」
疾風はこの3つを、別の台座のものと置き換えた。それはRPGの一場面の切り抜きが置かれていた台座である。
疾風が置き換えた瞬間に、変化が起こった。ガチャッ、という無機質な音が、部屋に響いた。
「よし…開いたな。全く、一体誰がこんな事を…?」
疾風は駆け出した。もちろんそれは、美寛のためである。

さて…読者のほぼ全員が、この章で今までに出てきた暗号の意味が分からないだろう。しかし、それでいい。所詮、この世のすべての知識を得ることは不可能なのだから。しかし、このように与えられた問題を未解決のまま放っておくというのも、また気味が悪い状況と言えなくもない。…前章からの形式に従って言えば、これは非常に「特別な知識」を必要とする暗号である。しかもそれは、いわばその世界の中での常識さえ超越している。例えば推理小説の話で言えば、一般的な「推理小説界における常識」というものさえ超えている。つまりどういうことかと言うと、暗号の作者が読んだことのある、非常に少ない推理小説のデータを元にして作られた暗号であるわけだ。当然そこには個人差が存在し、暗号の作者と同じ経験を推理小説においてしている人間はいないだろう。そう考えれば基本的に、作者以外には解けない代物といってもいい。こんなものを今ここで解説するのは、正直言って無意味に等しい。
意味の分かりにくい文章で申し訳ない。何が言いたかったかというと、「元からこの二つの暗号を、読者に解いていただこうとは思っていない」という事だ。間違いなく悪問である。…もしこの暗号の意味を知りたいという奇特な方がいらっしゃるなら、ぜひ読了後に「更に無意味な後書き」をご一読いただきたい。

美寛は階段を駆け下りる。今までの倍くらいの速度が出ている。それはもちろん、疾風を助けるためだ。それ以外に彼女がこれだけ急ぐ動機はない。むしろ今までの、「爆弾が設置されている」と言われてからの行動が遅すぎるくらいだ。美寛は1階の扉を開けようとする。するとそこに、また紙が貼ってあった。
「あれ…これ、何?」
美寛はそれを手に取る。そこにはこう書かれていた。

「円に関係するものを、それに近づけろ。そうすれば内と外が入れ替わる」

美寛は紙を入念に調べたが、それだけしか書かれていなかった。
「これは…きっと、1階から外に出るための暗号なのね…。内と外が入れ替わるってことは、きっと私たちがこのビルの内側から、外側に出られるって事だろうけど…って、そんなことより疾風!!探さなくちゃ!」
美寛は1階に入る。やはりこの階にも、何もない。ただ、右手に大きな扉が見える。きっとこの扉が、外へと繋がっているのだろう。そして、美寛の正面にもう1つ扉がある。この扉は小さい。地下への扉だと、美寛は直感する。
「きっと、あそこに!!」
美寛は再び駆け出す。そして、そのドアノブに手をかけようとした瞬間に、扉が内側に開いた。
「あ…!!疾風!!!」
「美寛!!無事だった?…よかった」
「あ、その言葉、なんか嬉しい…疾風だって、普通に感情を表に出せるんじゃない」
そう言って美寛は、疾風の胸へと飛び込む。そしてしばらく、沈黙。きっと美寛は首吊塔での後動悟と森咲恵のシーンを思い浮かべているだろうし、疾風はエスタ国立魔女記念館でのスコールとリノアのシーンを思い浮かべているだろう。しばらく経ってから、疾風が切り出す。
「さ、美寛…出るよ!」
「うん!…私、もっともっと、疾風と2人でいたい…行こう!」
二人は入り口へと向かう。もちろん、手を固く握り合ったまま。入り口の扉は、しかし、固く閉ざされている。
「…どうやって開けるんだ?」
疾風がつぶやく。美寛はそれを聞いて、思い出したようにさっきの紙を見た。
「ねえ、疾風!1階に来る途中の扉に、これが貼ってあったの。これが、きっと最後の暗号よ!」
美寛はそれを疾風に見せる。疾風はそれを見て、やはり何かを思い出したような顔をした。
「え…?じゃあ、もしかしてさっきの紙…」
「えっ、紙?」
「ああ、1階に入るための扉…ほら、美寛と会ったあそこ…あそこの扉に、紙が貼ってあったんだ。…これ」
疾風は紙を取り出す。そこにはこんなものが書かれていた。

数独・出題

「え?これ、何?」
美寛の問いに疾風が答える。
「何かで聞いたことがある…。タテ列とヨコ列と、太線で囲まれた3×3のブロックすべてに、1から9までの数字を1つずつ入れるパズルだ…もしかして、これを解けって事?」
「うん、きっとそうだよ!そんな、無意味にこんなものが貼ってあるわけないもの!ね、疾風、お願い!!疾風、理系でしょ?」
「…そういうの、大して関係ないと思うけど…」
疾風は持っていた鉛筆を走らせ始めた。美寛は疾風の元を離れ、扉を確認する。その扉には、左右に二つのロックがついている。そしてその下には、銀行のATMのような1〜9までの数字。どうやら正しい2桁の数を2つ、入力すればキーが解除される仕組みのようだ。美寛がそこまで調べ終えた時に、疾風の声がした。
「…できた」

…さて、この暗号は特別な知識を必要とすることなく解くことができる。前にも述べたとおり、ここでいう「特別な知識」とはテレビゲームと推理小説の知識であって、パズルの知識ではないからだ。もちろん、このパズルを世間では「数独」とか「ナンバープレース」とかいう。ルールは疾風の語ったとおりだ。幸い、パズル自体の難易度はそう高くない。その先は、知らなければ少々難しいかもしれないが、何となく何が言いたいかは分かってくれるものと思う。考えたい方は、ぜひ考えてみて欲しい。


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