ライヴァル
第6話 思惑の炎八雲 肇…製薬会社に勤める父親が元高校球児だったこともあり、小さい頃から野球に傾倒する。現在はそのピッチングセンスを買われ野球部のキャプテンを務める。母親は専業主婦。3つ年上の兄が居る。英語検定準1級。
神保 堅次…父が医者、母が元看護婦の家に生まれる。現在野球部の副キャプテンを務める彼は、八雲と共に名バッテリーとして校内では有名。2つ年上の姉と1つ年下の妹が居るが、現在は一人暮らし。キャンプが趣味。 大牟田 浩貴…ライトを守る彼は、サラリーマンの父親を2年前に事故で亡くしている。現在居酒屋の女将をしている母親と2人で暮らしており、自身も野球部の練習の後夜間のアルバイトをしている。小学校時代は碁に勤しんでいたらしい。 黒木 隆一…両親を7歳の時亡くし、以降施設に預けられる。高校進学と共に1人暮らしを始め、大牟田同様アルバイトで生計を立てている。現在はまだ野球部の補欠であるが、逆井には信用されているらしい。パソコン操作に長けている。 穂積 恒男…父親が去年リストラされて以来、母親が薬局で働く傍ら彼自身もアルバイトをしている。父親の仕事が事務であったため、現在野球部のマネージャーとしてよく働いている。小学生の弟が居る。姉が4年前に事故死。 弥勒 秀俊…教師の父親と専業主婦の母親(私立大学薬学部卒)を持ち、中学生の妹を含め4人で暮らしている。まだ高校1年生ながらファーストの腕はプロ級で、ローカルニュースにも取り上げられたことがある。 |
逆井 基樹…小中とボーイスカウトに入り、高校時代に甲子園出場、大学時代も広くその体育の実力を発揮したことから、7年前に秀文高校の体育教諭として就職。現在野球部の顧問兼コーチとして生徒の指導に当たっている。母親は4年前に病死、商業会社に勤める父親と、2年前に結婚した妻、そして現在9ヶ月の息子と共に暮らしている。
宮塚 祐一…秀文高校校医として今年就職。詳しい経歴は不明。 |